久しぶりに日記を書くことにしました。
きっかけは、今の恋人の存在。
私の過去の話を、1つずつ受けとめてくれて、彼なりに解釈をして、前向きに一緒に生きていこうと手をとってくれた人です。
これまでも日記は書いてきて、1つ前のやつは非公開にしちゃってるんだけど、2つ前のやつは残ってて。
ずっと話し言葉で記してきたから、これからは"です"、"ます"を使って書いていこうと思います。
さて、何を書くかとても迷ってしまうね
今の恋人との出会いと、今の私の想いは書き留めて置くべきかもしれない。
出会いはマッチングアプリ
3月から働き始めて、仕事が落ち着いてきた6月頃からアプリをダウンロードして出会いを探していました。
2月頃に元彼と別れたばかり(前年冬には、ほぼ関係性は崩壊していました)で傷心していたけれど、
職場の環境が良く、傷ついてばかりいないで前に進もうと思う事ができました。
7月に初めて会った彼、それまでのチャットや通話はとても楽しくて、とても丁寧な方で。
本や映画が好きで、ギターを趣味で弾いてて、色んな音楽が好きで、知れば知るほど本当に素敵だと思える人でした。
1回目のデートはお蕎麦屋さんに行って、その後ぶらぶら歩いて、りんご飴屋さんに行って、最後にカフェに行って。
初めて会ったはずなのに、全然そんな感覚は無くて、自然に過ごす事ができたのを覚えています。
2回目のデートは私が夜勤明けの日、一緒に「君たちはどう生きるか」を見ました。お互い見るのは2回目で、お互い眠くなってたみたいでした。
その後、私は初めての飲み屋さんに行きました、鳥貴族ですけれど。緊張してあんまり味を覚えていません。
彼に「なんか距離遠くない?」と言われたのを覚えています。
この日の彼のコーデはすごくかっこよくて、縦ラインのシュッとしたズボンを履いていて、本当にかっこよくて。
日がだんだん落ちるのを見ながら、広めの公園のベンチに座って、一緒に音楽を聴きました。
必要以上に言葉を交わさなくても良くて、ただその空間が、とても幸せな時間でした。
3回目のデートは海遊館に行きました。
結構はしゃいでしまったのを覚えています。なにせ、小学生ぶりの海遊館でしたので。
その後、天どん屋さんで夕食を食べて、どこか綺麗な屋上に誘われました。
「ねぇ、付き合いませんか」
と、彼から言ってくれました。
知れば知るほど素敵な人だと言う感覚は、今も変わりません。
彼がどうして私を好きでいてくれるのか、言葉で以前伝えてくれましたが、感覚的には未だに理解が出来ません。
失うのが怖いという気持ちよりも、
この人と一緒に居たいと思えるような人間になりたい
という気持ちが強くて、そういう気持ちにさせてくれる彼に感謝ばかりの日々です。
「自分を好きでいること」
「好きな自分で居られるように努力すること」
きっとそれが、今の私の人生観になってるのかなと思います。
どれだけ好きな人といたとしても、
どれだけ今が満たされていたとしても、
過去の傷は私を蝕んでくる、と感じる事もあります。
小さい頃から、頻繁に悪夢を見ました。
うなされては、呼吸を荒くして飛び起きて、号泣しながら母親に縋っていました。
それらの記憶はとても明瞭で、今でこそ飛び起きることはありませんが、悪夢を見ることはしばしば。
初恋の彼が、夢に出てきます。
身体に触れてくるのです、ゆっくり、じんわり、少しずつ、でも、逃げられないように。
同じ夢を繰り返し見るわけではないのです。
違う世界に、彼は頻繁に現れては、私に触れてきます。
以前はそのような夢を見た時、起きてすぐパニックの発作が出ていました。
今はそういうのは起こらなくて、だいぶ安定しているとは思います。
やはり、苦しくてしんどいものは、何一つ変わらなくて。
嫌いになれないのです、その彼の事が。
好きだったんだと思います、私だけが特別で居たかったんだと思います、そう思う事が、当時居場所のない私にとっての、救いだったんだと思います。
彼の前では、良い子じゃなくて良かったんです。
とても憎くて苦しくて、彼が幸せに生きている事は許せないけれど、
良い子じゃない自分を求めてくれた彼の事を、今も、嫌いになれないのです。
どこか、感謝しているのかもしれません。
彼に傷つけられた以上に、彼の存在のおかげで、当時、生きていけたのかもしれません。
今の彼は、私にとっての理想の恋人そのものです。
褒めすぎと言われるかもしれませんが、本当にそれ以上に当てはまる言葉が思い浮かばないのです。
それほど素敵な人で、大好きな人で。
だから、すごく申し訳なくなるのです。
ホルモンバランスが崩れて情緒不安定になる自分の事も
こんな容姿なのに、食べる事が大好きな自分の事も
元彼が何度も何度も夢に出てきてしまう事も
全て、申し訳なくて、こんな自分でごめんねって、どうしようもなく思ってしまうのです。
最近1番申し訳ないのは、一緒に幸せになりたいと、私の口から言えないことです。
思っていない訳では無い。
ただ、貴方の幸せに私という存在が居てもいいのだろうかと、自分を卑下してしまっているのかもしれません。
「必要以上に卑屈にならない方がいい」
というような事を、彼に以前言われた事があります。
そういう言葉をかけてくれる彼が大好きで、その通りだなと思って。
でも、それは決して簡単な事では無いなとも思いました。
あともう1つ、私が思い描く彼の幸せに、私という存在の居場所をまだ見出すことが出来てないからかもしれません。
これは、彼の私に対しての好意を受け止めきれていないが故でしょう。
付き合う事が決まってからの期間も、まだ短いからでしょう。
彼という存在に依存すること無く、自分の幸せを追い求めようと思います。
そこにプラスで、彼が傍に居続けてくれたら、いつか彼からの好意をもっと素直に受け取ることができるかもしれません。
まだまだ、積み重ねた時間は短いんだと思います。
今はまだ、彼からの愛を求めてしまうのです。
彼との繋がりを求めてしまう自分に対して、また誰かに依存しようとしているのではないかと考えてしまい、そう考えてしまう自分も本当に情けない。
それだけ、関わりたいと思える相手に出会えたことは、幸せな事なのでしょう。
いつか、もっと当たり前に彼に触れられるようになりたいのです。
いつか、彼と一緒に幸せになりたいって、自分の芯から言えるような人間になりたいのです。
少しずつ、少しずつ、変わって行けたらいいな。
それはまだ、きっと、今ではないのかもしれません。
ただ、今言えることは
彼に出会えて良かった
それだけです。